二十四歳児
自身の感情や思考を優先して理不尽な態度や言動をとって現状の幸せを壊してしまう様も、
第一に面倒臭さがあって、怠惰な気持ちに真っ当に見せ掛けた理由を後付けして
避けていった結果の相手との衝突や離れていく距離感もしょうがないものだし、
そういう時ってどうしてもそういう風にしかできないだろうし
それによって起こる苛立ちも時間が経つにつれて募る後悔も、
頭では理解していても意地が勝って簡単には出てこない反省の色も、
そういった葛藤の中で、諦めて「ハイそうですか、そうでした」
と返してしまえばそれでの終いとなるだけなので
そういった、鷹1期ごろのガキ臭くて大人や世間を舐めきっているような節を漂わす吉田が
たまらなく好きなんですけど、シリーズを順に追い掛けていくと、 吉田が持つそれぞれの立場で
しっかり歳を食っていく様が伺えて、吉田ジャスティスカツヲというひとりの人間が
生きていると感じられるのは、とても良いなあと思います
吉田が成長する、としても、吉田だけではなくて同じように団員が、総統が
それぞれの立場で互いに感化されて成されたものだとも大いに感じられるので、
言ってしまえば他人である彼らが、一人一人が望んでこの場に居たいと思い
一対一であり五分の一の関係性が保たれている事実はたまらなく愛おしいです